mamalovebabyのブログ

30過ぎての出産と育児について。十人十色な赤ちゃんのうちの場合。暇な妊婦時代にやっておけばよかったことなど。

【出産】帝王切開当日

朝、はじめてのイチジク浣腸をする。


15分ぐらい待ってからトイレに行ってと言われたが、1分も経たないうちに限界がきてトイレへ。


よく出た(笑)


11時半ごろなら手術室に入り自分で分娩台の上へ上がる。素っ裸でスタンバイ。(もちろんタオルケットなどかけてくれてはある)


12時ごろから麻酔をかけ始める。なかなか効かないのかどんどん追加される。大型の動物は麻酔が効きにくいっていうもんなぁと呑気なことを思っていたら、肺の方まで辛くなってくる。


麻酔がしっかりとかかり、お腹を切り始めたのが多分手術開始40分ごろから?

 

あとは、もう、まな板の鯉。

 

言われるがまま
赤ちゃんを子宮から出すときに3回ぐらいいきんだ。


全然力はいらないけど

無事産まれてくれて泣いてくれて

男の子ですって声が聞こえて


良かったなぁって


横に持ってきてくれたけど痛すぎてそっち向くのも本当は辛かったけど見たら、涙出たし


良かった


良かった


安心できた。


そのあと、力が入っていたせいか、麻酔なのか、背中や肺が痛いの我慢しながら子宮縫われて、(途中麻酔切れてきたのか、右の下腹が痛くて、痛いですって訴えてたけど、あとちょっとですって言われそのまま我慢)


その間に先に待合室で待つ旦那が赤ちゃん抱いていた。


一人じゃ私は何もできてなかったけど、先生や助産師、旦那、みんなに助けられながら赤ちゃんを産んだ。


命って


すごいなぁ。


感動。


そのあと意識がちょっとないが、処置が終わって担架に乗せられ回復室に戻る間に気を失っていたのか、処置台の上から担架に乗せられるときに酔ってオエオエしながら戻ったようだ。旦那が声だけ聞いていた様子。かなり心配していた。自分でもこの世の終わりかと思うぐらいしんどかった。


1時間で麻酔が切れてきて切った部分が燃えるような痛み。


座薬入れたが2時間経ってようやく生理痛のひどいのに変わった感じ。


しかし痛いので点滴の痛み止めにしてもらう。

 

そのあとだいたい6時間ごとに座薬


旦那と父さんがきて泣いてしまった。痛かったと、いうか、痛いと。


頑張ったと、言ってくれた。


みんなが喜んでくれている。

みんなが望んでくれている。

それって本当に幸せなこと。


24時間経過で病室に戻る。


その間は痛みと戦う。


自然分娩の人は先に辛い。

帝王切開の人は後に辛い。


でも、赤ちゃんの姿見て、安心して、手を握りますか?ってきかれて、いや、痛すぎるからいいよ、後でいいよ、って思ってるうちに手を握らせてくれて、


そしたら痛みなんか消えて、


ああ、こういうことなんだと涙が。

このことは忘れないようにしたい。